ゴマダラチョウは夏に樹液などにくることがありますが、あまり見かけない蝶です。
私も山地や郊外の森にいかないとみられない蝶なのではないかと思っていました。
でも、都心部の森や木が多い公園にも普通にいるんです。
ゴマダラチョウの生息を確認するための一番手っ取り早い方法は越冬幼虫を探すことです
都心部でも住宅街でもある程度木が多いところで、エノキの気があるところであればいる確率は高いです。
探し方がわかってくるとあっさりと見つけられるようになるので、散歩次いでのたのしみとしてちょうどいいいいです。
以下は実際にゴマダラチョウの幼虫を採集した場所の写真です。
山手線のとある駅の近くの公園です。
上の画像に写っている樹はすべてエノキです。この時期(11月末)になると葉が黄色くなります。
幹の北側(太陽の陰になる部分)の根本の落ち葉を1枚1枚めくっていきます。
なるべく幹に近い部分の落ち葉の裏をさがします。
いました。こんな感じで枯葉の裏についています。
こちらは3匹ならべています。一番右側の個体は一回り大きいサイズでした。
おそらく終齢幼虫と思われますがわたしも終齢幼虫での越冬個体は初めてだったのでよくあることなのか?? だれか知っている人がいたら教えてほしいです
この次はアカホシゴマダラの越冬について報告したいと思います。
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